マッサージ後の辛ーい揉み返し!!
体験された方は多いはず。
しかし施術者からは、「解れて来た証拠」などと 訳のわからない説明を
受けてじっと痛みに耐える… なんて事をしていませんでしたか?
それは 大きな間違えです。
とっても解りやすい解説がありましたので、引用します。
『揉み返し』が生まれるのでしょうか?
一般的には『大きな力で揉む』と起こる現象だと思われていますが、それは大きな間違いです。
大事なことは『力の量』ではなくて、筋肉に対しての『揉む方向』や『力の加え方』なのです。
『情報処理推進機構(IPA)』 さんからお借りして来ました。
私たちの筋肉は『骨格筋(横紋筋)』と呼ばれる『筋細胞』の集まりによって構成された組織の 集まりです。
そしてこの『筋細胞』は『筋原繊維』によって構成されています。
筋肉の動きは、この筋原繊維がお互いにスライドして伸び縮みするのです。 さて、みなさんどうでしょうか?
今まで皆さんが持っていた筋肉の収縮のイメージが変わりませんか? 筋肉はビヨヨォ~ン伸びたり、チュルルルッと縮む訳ではなくて、この2種類のフィラメントが スライドすることによって伸びたり縮んだりする構造なのです。
疲れがたまってくると、この筋肉が緊張で縮こまった状態になり動きが悪くなります。 特にデスクワークなどの動かないで働いている肩は、筋肉が縮こまってし まいます。 そこで有効なのが『ストレッチ」で筋肉を伸ばすことです。
伸ばせば稼働する範囲が生まれますので、筋肉の緊張が解けて楽になります。
さて、筋肉の正しい構造が理解できところで、マッサージの話に戻ります。
筋肉の繊維に添って『縦方向』に揉むのであれば、この筋肉繊維の構造を壊すことは有りません。 ところがこれを繊維に添って『横方向』に揉むと、この繊維の構造が破壊されてしまうのです。
恐怖の『てもみん方式』とは?
最近、治療院の先生たちの間で『てもみん方式』と言われるこのマッサージ方法は、「ボリッ」 「ボリボリ」と筋肉を横方向に揉むので、少ない力でもしっかり 揉まれたような『感触』を生み 出せます。
とりあえず筋肉も『壊される』ことで緩みますので、お客様の『その場の満足度』は かなり高くなります。 ところが、この行為によって『壊された筋肉』は時間が経つと、『痛み』や『だるさ』を伴った 炎症を引き起こしてしまいます。
いわゆるこれが『揉み返し』と言われるものです。このメカニズムが理解できましたでしょうか?
このマッサージの『正しい知識』はあまり知られていなどころか、悲しいことに逆の間違った知識を 『スクール』などで教え込まれてしまいます。
なので、一般的なマッサージの施術では筋肉が壊され、必ずこの『揉み返し』が起こることが 『お約束』になっているのです。 こうならないための予防は、『ボリッ!』と筋肉を揉むサロンへは行くのは敬遠しましょう。
医学的には啓蒙もされていませんから、あくまでも自己防衛しかあ りません。 ただし『揉み返しもデフォ』と思い、今その感触を大切にされる丈夫な方にはどうでも良い 話ですよね。ご自由に楽しんで下さい。
後で辛い目に遭いたくない方は、きちんと筋肉の繊維に添って、また横断しても筋肉の繊維を 壊さないマッサージの仕方を身につけているセラピストを選ぶこと が大切です。
これについてはサロン側でも管理がされておらず、また指導者も少ないのが現状ですので、 個人レベルで『それを感じ取っている』セラピストを探 しだしましょう。
またオイルによる施術は、無駄な力なくして優しく筋肉をほぐし、血行を促進させるのに最良の 方法です。
最近オイルトリートメントが流行って来ているのにも、『揉み返しを嫌う方々』が増えて来ている という事実が有るからのようですね。ただしこれは、健康を害することの無い『100%ナチュラル なオイル』を使っている場合に限られますが、滅多にお目にはかかれません。
ですので、サロンさんには『マイオイル』を作っていただくのがいいでしょう。
安いマッサージに限らず、安いものには必ず『何かが』有ります。 折角の大切な時間、そして自分の身体への投資ですから、 『きちんとお金を出して良いサロンへ行くべき』です。
揉み返しは筋肉の炎症です。
そんな思いをしない為にも、ぜひ当日本ヘルスケアアロマ協会が提唱するメディカルアロマリンパの手法をお試しください。
アロマセラピー&クラフトStudio Sでそのトリートメントを受けることができます。
日々の疲れには良質のオイルと精油を使ったメディカルアロマを、 筋肉の疲れやコリの改善には、ラファBMAプレシャスジェルを使った リンパドレナージュを、あわせたメディカルアロマリンパをご用意して、お待ちしています。
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